五十嵐 太一の世界

2020年度

作品発表演奏会
 日時:2021年1月14日(木)
 会場:洗足学園 前田ホール

弦楽四重奏のための作品

この曲は季節の移り変わり、暖かい季節から寒い季節になる時期をモティーフにした曲である。季節の移り変わりの中には動物、人、虫、植物などそれぞれの生き物の過ごし方があると自分は考えた、そのようなイメージを弦楽四重奏として表現した作品である。
今回演奏を快く引き受けてくれた演奏者の皆様にはこの場をお借りしてお礼を申し上げます。


録音・録画会 in Summer 2020
 日時:2020年8月31日(月)
 会場:シルバーマウンテン 1F

ピアノとヴァイオリンのための小作品

この作品は画家グスタフ・クリムトの「ヘレーネ・クリムトの肖像」という作品からイメージを得て書いた作品である。書かれている少女の不安気ながらも落ち着いた様子をモティーフにし、ピアノとヴァイオリンで表現した作品である。ピアノとヴァイオリンの演奏を快く引き受けてくださった演奏者さんにこの場をお借りしてお礼を申し上げます。


ピアノのための小作品

この作品は画家グスタフ・クリムトの「アッター湖にて」という作品を表現して書いた作品である。湖の水面が風で揺らいでそれが広がってゆき、湖の先が見えなくなっている様子をピアノで表現した作品である。

2019年度

作品発表演奏会
 日時:2020年1月9日(木)
 会場:洗足学園 前田ホール

ピアノソナタ 第1番 ホ長調

昨年、絵本作家の谷内こうたの個展に足を運び本人と話す機会があり、その後、谷内氏からハガキをいただいた。それは、池の水が風で波打ち、その水際で少年が釣りをしている彼の絵であった。残念なことに谷内氏は昨年7 月にフランスのルーアンで亡くなった。この絵の印象で今回の作品を書いた。波打つ水の動きや全体の色彩、さらに谷内氏に届かなかった自分の複雑な思いをピアノ独奏曲で表現した。本日演奏することを快く引き受けて下さった中村春花さんに、この場を借りて御礼申し上げます。