山本 雪美の世界

山本 雪美(やまもと ゆうみ)

大分県出身。学校法人別府大学明豊中学・高等学校普通科特別進学コースを卒業。大分県立芸術文化短期大学音楽科音楽総合コース作曲分野を卒業。洗足学園音楽大学音楽学部作曲コースを卒業。
4歳よりエレクトーン、10歳よりドラムを始める。エレクトーンフェスティバル2016アンサンブル演奏部門九州ファイナルで銀賞、第45回大分県音楽コンクール作曲A部門で第2位。2016年~2018年、ヤマハ音楽振興会西日本エレクトーン演奏研究会に参加。2019年4月から2021年3月まで作曲と電子音響音楽を松宮圭太氏に師事。現在、作曲を柳川瑞季氏に、作曲理論を川崎真由子氏に師事。

2022年度

作品発表演奏会
 日時:2022年12月19日(月)
 会場:洗足学園 前田ホール

前程万里

平安時代に書かれた物語『落窪物語』を読み作曲した曲です。
簡単に話をまとめると、現存する最古の継子いじめ物語で、いじめられていた姫君は女房らの助けを得て少将と結ばれ、継母に復讐を遂げるお話しです。落窪物語はいわば日本版『シンデレラ』とも言われています。また、写実的な人物描写が『源氏物語』に影響を与えたとも言われている作品です。
木管楽器のソロの受け渡しやトランペットソロ、1stヴァイオリンと2ndヴァイオリンのソロの掛け合いがあるので、木管楽器や金管楽器、弦楽器が持つ特徴や音色を楽しみなが聴いていただけると嬉しいです。


録音・録画会 in Summer 2022
 日時:2022年8月30日(火)
 会場:シルバーマウンテン1F

組曲《虹をつかむ》

鎌倉時代から江戸時代にかけて作られた物語集『御伽草子』にある23編の中の一話に書かれている一寸法師を読み作曲した曲です。
組曲で一曲が短く、4曲で1つの作品になっています。1曲目は里から上京する、2曲目は姫君、3曲目は興がる島、4曲目は闘士と幸福となっています。弦楽器の美しい音色 と1曲1曲で雰囲気が違うので楽しみながら聴いていただけると嬉しいです。

2021年度

作品発表演奏会
 日時:2021年12月20日(月)
 会場:洗足学園 前田ホール

雨ニモマケズ

「雨ニモマケズ」は、宮沢賢治が1931年に書いたとされている詩で、「法華経」の精神にもとづいて書かれていると考えられています。人のために労を惜しまず、評価されることに重きを置かないという詩の内容が仏教に通じるからと言われています。作曲にあたり、鐘のイメージを再現して曲全体を包み込み、旋法を取り入れながら作りました。日本語が持つリズムをソプラノ歌手とメゾソプラノ歌手によるメロディーで奏で、ピアノとコントラバスで鐘のイメージを取り入れ、ヴァイオリンとフルートで風や雨等をイメージしました。イメージを感じ、変化を楽しみながら聴いてくださると嬉しいです。


録音・録画会 in Summer 2021
 日時:2021年8月30日(月)
 会場:シルバーマウンテン1F

足跡

この曲は、オーボエ、ヴァイオリン、ピアノ、コントラバスによって受け渡されるメロディとリズムによって足跡を表現しました。前半は、メロディーとリズムが楽器を変えたりして色んなところで出てきます。後半になってくると雰囲気が一変する場面があり、どこかで聴いたことのあるメロディーとリズムを想像させながら、また違った世界が楽しめると思います。曲名にある足跡は読み方によって意味が変わります。足跡(あしあと)とは、人や動物が土、雪、どろ等の上を歩いたあとに残る足の形。足跡(そくせき)と読めば、人の経歴や業績等を指す言葉のほか、人に限った足の跡・様々な痕跡・通った経路等を指す意味にもなる。漢字の読み方で使い方や意味が少し変わります。それは音楽も同じだと私は考えています。いろいろな観点から聴いて楽しんで頂けれは嬉しく思います。

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