小林 隼鷹の世界

小林 隼鷹(こばやし じゅんよう)

東京都出身。
中学生の頃より独学で作曲を始める。高校1年次より洗足学園音楽大学のクロスアーツで学ぶ。
これまで作曲を原田愛、大竹くみ、ピアノを石田多紀乃の各氏に師事。

2024年度

作品発表演奏会
 日時:2023年12月20日(金)
 会場:シルバーマウンテン1F

葬送からの帰り道にて

三部形式による作品であります。
また、中間部はマーラーの交響曲第4番から引用した主題による変奏曲となっています。
ところで、社会的な話になりますが、ここ数年のうちに自死を選ぶ人が急増しています。
しかし、ほとんどの人々は “本当の意味での” 弱者や少数派のことなど知らず、
誰がどうなろうとも、気にも留めずに生活しています。「自分さえ困っていないのだから、関係ない」といったように。
自然世界においては、誰が死んでも気になど留めてくれません。それが自然の摂理です。
しかし、現代人の無関心と自然世界におけるその摂理には乖離があるように思えてなりません。
それが、この作品の裏のテーマであります。

2023年度

作品発表演奏会
 日時:2023年12月19日(火)
 会場:洗足学園 前田ホール

ピアノ、ヴァイオリン、チェロのためのアンダンテ・ソステヌート

西洋音楽は「人工物」的な要素が大きいですが、この作品の中にはそれと反対の要素も含みます。それは、「人工物と自然の矛盾」とも言えるでしょう。この作品の中はその「矛盾」があります。

録音・録画会 in Summer 2023
 日時:2022年8月29日(火)
 会場:シルバーマウンテン1F

ピアノとヴァイオリンのための5つの変奏曲 変ホ長調

ピアノが主導するテーマを、ヴァイオリンとピアノが交互に変奏していきます。三部形式によるテーマは中間部の転調が特徴的です。また、ヴァイオリンの特徴であるレガートを活かした変奏曲やピアノのみによる変奏曲など、様々な要素を含んだ作品となっています。

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