凌 涛の世界

凌 涛(りょう とう)

中国浙江省杭州市出身。浙江音楽学院電子オルガン専攻卒業。第六回吟飛国際電子オルガンコンクール管弦楽部門で三等賞を受賞。2017年度後期優秀学生奨学金二等賞、2018年度優秀学生奨学金一等賞、優秀専攻奨学金二等賞、浙江省政府奨学金、2019年度芸術実践奨学金を授与される。これまで、電子オルガンを任雪菲氏に、作曲を龐莉氏の各氏に師事。現在、作曲を大竹くみ、作曲理論を原田愛の各氏に師事。

2022年度

録音・録画会 in Summer 2022
 日時:2022年8月29日(月)
 会場:シルバーマウンテン1F

《Rain Dance》

打楽器三重奏《Rain Dance》は、日本の雨の情景をイメージして、2022年7月に作曲した作品である。日本の5、6月の雨はいつもにわか雨なので、そのような情景を4つの楽章で表現した。
第一楽章では、より静的な第1主題で始まり、より運動的な第2主題へと発展していく。この2つの主題の対比で、降り始めの雨を表現している。第二楽章に入ると、テンポが速くなり、声部全体に動きが出てきて、音符の密度も非常に高くなる。雨が徐々に大きくなっていく様子を表現している。第三楽章では、テンポが落ちて、リズムも少し自由になっている。雨が一時的にやんだみたいな様子が描かれている。第四楽章は全曲のクライマックスで、テンポの速さと声部の強弱の対比的な変化を多用しながら、声部全体が再び動き出す。大雨は風と混ざっている様子が描かれている。