山口 広夢の世界

山口 広夢(やまぐち ひろむ)
東京都世田谷区出身。5歳からピアノ、高校2年から作曲に関わる。東邦音楽大学附属東邦高等学校ピアノ科卒業。作曲理論、和声学、音楽分析 を原田敬子、清水昭夫、木下淳雄、台信遼の各氏に師事。
2021年度
作品発表演奏会
日時:2021年12月20日(月)
会場:洗足学園 前田ホール
個人的な意見ですが、ポップスのイメージカラーは青春っぽいいうことで「青」、一方クラシックは情熱的な「赤」だと思っています。これら異なるジャンル2つが混ぜ合わせたものを作曲しようと考えたのが今回の作品です。タイトルの『紫』はポップスとクラシックのイメージカラー「青」と「赤」を混ぜた意味になっています。
前半は8分の6拍子でクラシカルな雰囲気に。後半は4分の4拍子でポップスなリズムとハーモニーで演奏されます。また形式はモーツァルトやベートーヴェンなどクラシックの交響曲の第1楽章によく使われるソナタ形式になっています。
ピアノ五重奏が奏でるクラシックとポップスを融合した作品をお楽しみいただけたら幸いです。
録音・録画会 in Summer 2021
日時:2021年8月30日(月)
会場:シルバーマウンテン1F
今回は自然にまつわる作品を2つ。
「河の流れ」は、優雅に流れる河をイメージし、伴奏ラインが河に流れる寄せる波を描いている。4拍子の優雅な流れに続けて、3拍子のフレーズが流れて、2つの異なる河の流れを連想させる。
「Flower wind」は、花が揺れているときに吹いている優しい風をイメージ。ところどころで鳥のさえずりなもも聞こえてくるフレーズも入っている。風は目には見えないが、感じることはできる。そんな風を「Wood Wind」と呼ばれている木管六重奏が再現し奏でる風をぜひ感じでほしい。