鄭 叡辰の世界

鄭 叡辰(てい えいしん)

1999年生まれ、中国広東省出身。星海音楽院音楽教育専攻卒業、洗足学園音楽大学大学院作曲専攻で勉強している、作曲を筒井香織、作曲理論を井上渚の各氏に師事。

2024年度

大学院 作曲専攻 作品発表演奏会
 日時:2025年2月19日(水)
 会場:洗足学園 前田ホール

Prometheus

「作品『Prometheus』は、4つの楽章からなる組曲の形式で書かれた。同名の映画にインスパイアされ、4つの楽章はそれぞれ、地球を見下ろす宇宙の視点から、地球上の人類文明に向かってゆっくりと進んでいく。四楽章それぞれのタイトルの意味は「地球」「文明」「 時間」と「人類」。
組曲の形式をとっているが、各楽章は互いに密接に関連しており、例えば、第4楽章の全体的な雰囲気は第1楽章と逆転している。第2楽章と第3楽章はどちらも第1楽章のG A Bb C E C#をモチーフにしているが、第3楽章は二進法の計算で書かれている。理性と感情の区別は、それぞれ第2楽章の直接的な動機展開によって形成される。
特筆したいのは、第3楽章の時間『tempus』というタイトルに対応して、第3楽章は、時間が60分に分割されるように、6+1のセクションに分割され、動機としての6つの音はサイクル(cycle1-6)となっている。

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