佐藤 洸撞の世界

佐藤 洸撞(さとう こうどう)

佐藤昌弘、清水昭夫の各氏に師事。目下邁進中。

2024年度

作品発表演奏会
 日時:2024年12月20日(金)
 会場:シルバーマウンテン1F

素材と形式 -ヴァイオリンとピアノのための

ソナタ形式は楽式構成の学習用として洗練されたものであり、同時に作品の構成や音楽の最小単位である動機の特色、素材の展開について考え、そしてその後の作品の構成を更に発展させていく上での基盤をなす形式でもあると考えている。
作品は、非常に明瞭なソナタ形式で、提示部、展開部、再現部という大きな3つのセクションの中を、2つの対照的な主題と経過部分に用いられた動機がバランスを取りつつ構成されていく。演奏時間約4分30秒。
本作《素材と形式-ヴァイオリンとピアノのための》でのソナタ形式を通じた作曲過程において、個人的な形式への恐れを打破し、キャラクターの構築に試行錯誤(おおよそ作曲時間の7割、いや8割はここに費やしたといっても過言ではない)し、統一性の中における機動力や自由というのも感じることができた。そして新たに追求すべき点というのも見えてきたことで、次年度以降の方向性というのもはっきりさせることができたのは良かった。
また、今回習作としたが、本作をベースとして、課題点を追求し、より洗練させた作品群として再構築しようとも考えている。
最後になりましたが、かなり余裕のないスケジュールの中、快く引き受けて下さった橋本伊吹さん、安川咲彩さん、そして演奏者探しを手伝ってくれた木藤花奈さん、そして前回に引き続き演奏者探しに手間をかけた小川鼓太郎君に深く感謝申し上げます。

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