尚 軒竹の世界

尚 軒竹(しょう けんちく)

中国遼寧省瀋陽出身。沈陽音楽学院卒業。作曲を刘暉と陈丽玥の両氏に師事。大学在学中に幼稚園のために歌を書き、同作品は人気となって後に園歌となった。また、合唱団のために合唱曲「あずき」を書き、市の指導者から称賛された。
これまでの作品は、心情や絵の趣などの雰囲気を自由に表現することを主眼に置いて作曲した。
作曲と作曲理論を清水昭夫、木下淳雄の両氏に師事。

2023年度

録音・録画会 in Summer 2023
 日時:2022年8月30日(水)
 会場:シルバーマウンテン1F

タイトルの” 合” は「融合」の意味です。第1楽章はイントロで、全曲にピッツィカートとスタッカートが使われており、快速のリズムと音響の跳躍感をもっている。最初の構想は全曲にピッツィカートを使う予定だったが、完成してみると山場がない。修正し、スタッカートの部分を追加して、アルコとピッツィカートを融合させた。
第2楽章はアルコを主とする。作曲時に先生はたくさんの曲を紹介してくれた。その中で面白いと感じた音響を融合した。第1楽章のピッツィカートを背景として続くが、メロディーは憂鬱なピエロのイメージを描いており、ピッツィカートのリズムと相まって、滑稽なイメージを作り出している。

2022年度

録音・録画会 in Summer 2023

日時:2023年8月29日(火)
会場:シルバーマウンテン1F

随想

録音・録画会 in Summer 2022
 日時:2022年8月29日(月)
 会場:シルバーマウンテン1F

1’st

この作品は、ミニマルミュージックの様式で作曲しましたが、私がこの様式で作品を書くのは今回が初めてです。
一般的なミニマルミュージックの特徴として、長い音価や短い音型、変化の少ないリズム、そして音楽的な情緒の変化が少ない傾向が感じられることがあります。今回の曲は、Sol、Re、Raが主要な音で、4度、5度が主要な音程、そして八分音符と十六分音符が主要なリズムの要素になっており、いくつかの素材が展開されていきます。 作品の冒頭部分では、八分休符の休符数の変化による音型で展開するように設計しました。発展していく中で、4度と5度の音程が徐々に増えていきます。曲の最後では、4つの奏者が分かりやすいリズムに結集していき、華やかに曲を閉じます。

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