卒業生からのメッセージ
ヤマハデモンストレーター 林真由さん
電子オルガンコース卒業 秋本一磨さん
私は、洗足学園音楽大学電子オルガンコース在学中、たくさんの経験や多くの仲間と出会うことができました。
大学生活では、専攻の楽器を学ぶのは当然ですが、他コースとの交流や、様々なアンサンブルの授業、演奏会などを通してコミュニケーション能力や、音楽を伝えるとはどういうことなのか、あらゆる角度から学ぶことが出来たと思っています。
現在私は、ヤマハの特約楽器店で仕事をしています。
仕事内容は多岐にわたり、楽器の販売や音楽教室の運営、生徒募集、イベントの企画運営など様々です。
音楽への出会い、楽器への出会いをお手伝いできる仕事に大変やりがいを感じていますし、
私自身、幼稚園の時から楽しく音楽教室に通ったことを今でも覚えています。
仕事の際は、そうした自分自身の経験を話すことも多くあります。
また、人前で話をしたり、積極的にコミュニケーションをとることは、大学在学中に得た経験がとても役に立っていると感じています。
洗足学園音楽大学の電子オルガンコースは、開設から30年以上が経過し、熱心にご指導いただく先生方のおかけで、多くの卒業生が様々な分野で活躍しています。
大学の「新しい風」だった電子オルガンも、現在では音楽大学で専門的に勉強ができる楽器として確立され、その将来性も広がっていると確信をしています。
どうか在学生の皆さんや、これから入学をする方には、希望を持って大学生活を送っていただきたいと思います。
将来への不安や、就職のことなど悩むこともあるかもしれませんが、そんな時は身近にいる先生に相談してみてください。
きっと的確なアドバイスをいただけると思います。私もそうでした! 電子オルガンの限りない可能性を追求し、学生生活を実りある素晴らしいものにしていただきたいと、卒業生を代表してお伝えできれば幸いです。
【プロフィール】
秋本一磨(あきもと かずま)、2011年洗足学園音楽大学電子オルガンコース卒業。
大学在学中より、学内外の演奏会に多数出演。
これまでに、電子オルガンを赤塚博美氏、ピアノを平峯章生氏、指揮を川本統脩氏に師事。
現在は、楽器店に勤務しながら、コンサートの企画や演奏など、積極的に活動する。